コラム

2017.01.21

法律一口メモ 奨学金問題で苦しむ方が増えています。

2017新年号事務所ニュースより

弁護士 坂本知可

 

ここ数年、奨学金の返済で困り、ご相談に来られる方が増えています。中には、奨学金のみしか債務がないのに、延滞金等がかさみ、破産に追い込まれる方もおられます。相談者の多くは、日本学生支援機構の度重なる厳しい督促に心を痛められています。同時に、奨学金を借りる前に、返済の内容等について詳しく知っていれば、そもそも奨学金を利用しなかったということもおっしゃいます。

当事務所では、私と清田弁護士が、兵庫奨学金の会( http://hyogoshogakukin.jimdo.com/ )に所属して、奨学金の問題で悩まれている方々のご相談をお聞きしたり、場合によっては日本学生支援機構等と交渉をしたりしています。日本学生支援機構は極めて杓子定規な態度を取りますので、交渉は容易ではありませんが、弁護士が介入することで、スムーズに進む場面もあります。過去に返済が困難な事情がある場合には、過去にさかのぼって猶予手続きを取ることで、支払い総額が抑えられる場合もあります。 (平成26年度以降、延滞金の賦課率が10パーセントから5パーセントに引き下げられたり、返還期限猶予制度の適用年数が通算5年から通算10年に延長されるなど、不十分ながらも救済措置が取られました)

皆さまも、奨学金のことでお困りの際には、どうぞ当事務所にお気軽にご相談下さい。

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